世の中は残酷だ・・

力がないものは力があるものに支配される・・・

これはどの世界でも同じことだ・・・

汚れのない純粋な人間も・・力がなければ意味がない・・

そう力がなければ・・・

あの時私に力があれば・・・私に人・・ポケモンを守れる程の
力があれば・・あんな悲劇を経験しなくてよかったのかも知れない・・


お姉ちゃん、お母さん、お父さん、
ツタージャ・・


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「ここがヒオウギシティか」
アララギ研究所をあとにし、ナオヤは
最初のジムリーダのいるヒオウギシティに来ていた
ここまで来る途中、野性のポケモンやいろいろなトレーナーのバトルで、ポケモンを鍛えたのと、新しい仲間リオルを捕まえた事で、今の状態ならジムリーダにも勝てると思えたきた。
「よし いくか」

バトルはとても優勢だった
相手のポケモンがノーマルタイプという事で、先程捕まえたリオルが大活躍
ポカブの活躍もあり、初のジムーリーダ戦だったが、見事勝利をおさめた

「おめでとう ナオヤ君 見事なバトルだったよ さあこれがバッジだよ」
「ありがとうございます」
手にしたバッジは見た目以上に重かった。
「でも、これは始まりに過ぎないよ。
各地には僕以上に強いジムリーダーがいる、いや僕以上に強いトレーナーもいる、でも君なら勝てるだろう」
チャレンは力強く僕にそういってきた
「僕なら・・?」
「そうだよ。君は僕が見てきたトレーナーの中で、可能性を感じる。でもそれ以上に、君はポケモンの事を信じている」
「ポケモンを信じている・・・」
「見てみなよ。君のポケモンの目を
みんないきいきとしている・・これはポケモン側も君の事を信頼し、トレーナーとして認めているんだ。」
「トレーナーとして・・」
「君は強くなる・・そしていつか僕達を超えてくれ。」
「今の話を聞いたら自分に自信が持てました・・必ず強くなります」
「うん 君ならできるよ」
「よしいくぞ ポカブ リオル」
そういって、ナオヤは、チャレンのジムをあとにした。

「そしてチャンピオンを超えてくれ
ナオヤ。」

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